良いリピーターによって小さい店は長続きします。

2019年12月20日

昔ながらのセリフになりますが、お客様は神様です。

個人経営の飲食店にとってリピーターほど大切なものはありません。

リピーターの数は店の魅力や実力を測るバロメーターです。

店の質を向上させる原動力になります。

続けるためには良いリピーターに恵まれることが大切です。

リピーターのお客様は自分から店の宣伝をしてくれて、

そのうえ何度も来店してくださる大変ありがたい存在なのです。

長く続く店には素敵なリピーターがついています。

 

宣伝広告やイベントでリピーターになってもらえることもあります。

100枚のチラシをポスティングして3人の方が来店してくれれば

3%の来店率となり効果の高い販売促進と言えます。

その3人のなかの1人がリピートしてくれたら上出来です。

でも、あまり効率良くないですよね。

費用対効果で考えたら、そんな気がします。

捨てられてしまえば環境にも優しくないですし。

 

開店の時に手作りのチラシを店頭で手渡ししましたが、

他に有料のチラシや折込広告をしたことがありません。

 

リピーターのお客様は友人や家族を連れてきてくれます。

無料で宣伝までしてくれます。

知り合いからの口コミに勝る販売促進はありません。

 

  最 強 で す。

 

この最強を活かせるかは店の力量です。

紹介者に恥ずかしい思いはさせない。

そんな気持ちが店をレベルアップさせます。

 

作られた口コミは本当の口コミに勝てません

 

口コミは有料で作りだすことが可能です。

インターネット上では店の価値を数値で表すことが一般的です。

いやですね~ それを気にしている自分もいやです。

 

以前、某グルメサイトで◯万円の費用で◯点アップ!

影響力のある投稿者を派遣します。

食事代は店が負担!という楽しいおまけつきでした。

 

これは当該サイトの影響力を利用して金儲けを企てた業者と、

一部の勘違い投稿者、ブロガーたちによるものですが、

開店したばかりのころ、ある影響力の高い方の投稿で

地域最低ランクまでダウンしてしまった思い出があり

このFAXには少々憤りを覚えました。

 

それ以後このサイトは、見ない、気にしない、信じない。

そうさせていただきました。

 

そんな低評価の店にもリピーターは来店してくれました。

帰り際には美味しかったと声をかけてくれました。

次から次へと新しいお客様を連れてきてくれました。

本当の口コミを広げてくれました。

これほどありがたい存在って他にありますか。

どのくらい良いリピーターがいるかどうか

私はいつも意識しています。

 

でも、多くのリピーターは永遠ではありません。

感覚的には3年くらいかなと思います。

3年周期でリピーターが入れ替わり、

そして長く続いていくのではないでしょうか。

私はそんな感覚を抱いています。

 

今日も最後まで読んで下さりありがとございます。